小池さんと出会って3年くらい経つけれど、ようやく小池さんの作るラーメンを食べました。今まではSNS経由で見ていたくらいで…恥ずかしながら…である。ようやく点と点がつながったというか、早く食べに行けばよかったじゃん!というくらい、今までお店に行けていなかった自分に反省。

「最近、肉の値段も、調味料も、人件費も、物価高ですよね。とは言ってもラーメンってもっと身近な存在であってほしいですし、高すぎて手が出ないなんて言われないように、いろいろと工夫をしながら、なんとか価格を維持したいところですが…なかなかの厳しさです」

小池さんが立つ厨房を見ると、手際よく、無駄のない動きでさっと作っている。チャーシューは表面を焼くあたりが素晴らしい!そしてトッピングも…そんなに載せるんです?という具合だ。

「美味しく楽しんでいただきたくて」

 

スープ、チャーシュー2種、煮卵、メンマ、岩のり、モヤシ、ネギ、麺…ぜんぶ美味!

お待たせしました!らーめん小池の一杯をご紹介。結論からお伝えしますと…う、う、うまい!の一言。どう美味しいのか解説します。

 


「焼きあご」はクロレラ麺、「背脂醤油」は太麺。クロレラ?と思うかもしれませんが、ツルッとしていて栄養満点です。太麺は思った以上に太くて食べ応えがGood!噛むほど「美味しいなぁ」と感じるんです。「味があるなぁ、うまいなぁ」という具合です。

 

スープ
焼きあご、と聞くと透き通ったスープを連想しがちですが、小池さんのスープは…ワインでいうところのフルボディ。だし感もあって、うま味の層が分厚くて、グイグイ飲んでしまいます。背脂醤油は「さっぱりしていて食べやすいですよ」って小池さんは言いますが、この背脂を見てさっぱり!?と思いましたが、飲んだ後の余韻でわかりました。さっぱりするぅ〜。

 

チャーシュー
デカいんです、一枚が。表面を焼いているのでカリッとしていて、脂の溶け具合も良くて、味もしっかり入っていて。そして分厚い!なんでしょう、この満足感。チャーシューをプラスでトッピングしたら、これはもう満足度1,000%です。家でも楽しみたくて、持ち帰りで買いたいくらい!こちら、販売中でした(笑)

 

細かい仕事で、一つひとつが丁寧に作られる「焼きあご塩&背脂醤油」

ラーメンそれぞれの魅力をお伝えした後は!メニューのご紹介です。ちょっとしたコメント付きで!

 

特製焼きあご塩らーめん
腹八分目であったり、よく噛んで食べるってコト、言われた経験ありませんか?小池さんが作る特製ラーメンは衝撃度がとてつもないです。丼から具を全部出して眺めたいくらい山盛り。お腹はもう八分目なんてとっくに過ぎてしまうほどで、よく噛みたいけれど美味しくて止まりません!…不思議なモノですね、強烈な美味しさと盛りの良さの特製、気がついていたら完食しているんですよ。

 

焼きあご塩らーめん
特製を見た後にスタンダードの塩ラーメンとなると、ちょっとインパクトが…という心配はいりません。たっぷりと堪能できるこの満足度。美味しさをゆっくりと噛み締めながら向き合えば、①焼きあごの風味 ②チャーシューのうま味 ③麺の食べ応え がきて…気がついたら完食です。

 

特製背脂醤油らーめん
背脂の甘みが醤油とマイルドにMIXされて、そして、味わい深い。この美味さはシメにご飯にかけて食べたいくらい!です。もやしの山、岩のりの海を乗り越えて箸で持ち上げるのは、これまた美味な太麺。噛み締めるほど「いいねぇ〜」なんて声が出そう。特製で使われているチャーシューって部位が2つ。で、いい仕事している味玉も、これはたまりません。

 

背脂醤油ラーメン
無性に食べたくなるラーメンってありますよね。それは小池さんのお店では「焼きあご」だと思いますが、こちらの背脂醤油(スタンダード)は…背脂がいい演出です。小池さんのコトバにある「さっぱり感」は食べるほどに感じてきます。また食べたい、と思わせる一杯、なはず!

 

特製を食べてあんなにお腹いっぱいになったのに「また食べたいなぁ」と思わせるのは、直向きにラーメンと向き合っている職人・小池さんの愛情が込められているだろうか。味も、人も、通うほどの魅せられる。

 

焼きあごらーめん小池
新潟市東区牡丹山5-547
11:00〜15:00、17:30〜21:30(スープなくなり次第終了)水曜休⁡
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