Q. プロジェクトを進めていく中で、思うように進まない、問題が発生した時の対処法を教えてください。

▶︎ ある日のコメント1〜本人筆

今まではトラブルがあったら、いかに『ホウ・レン・ソウ』を素早く行うかが重要であるという組織にいたため、すべて自分で責任を負うことが怖くもあり、新鮮。私は考え始めると四六時中、頭からそのことが離れないタイプなので、考える余地と時間の余裕があれば、自分はどうしたいのか、どうした方がいいと思うのか、調べたりしながら一旦自分の中での答えを出します。

そして、全体を見ていただける方からアドバイスをいただきつつ、アドバイスもたくさんだと混乱するので、誰でも彼でも相談はせず少数精鋭の方にお願いする感じです。そうして、最初に自分なりに出した答えとアドバイスを総合的にみて、最終的に自分で決定します。

▶︎ ある日のコメント2〜本人筆

とりあえず、とことん考えます。アドバイスをいただきながら自分で気が済むまで出した答えだということを意識しておけば、後々そのことと向き合わなければいけなくなった時に、『あの時の私がとことん考えて出した答えだから』と思えて後悔しません。

でも、最近は考えるにしても深刻にならず、軽い気持ちで考えるように心掛けています。「あらら、(トラブル)来たわねー。さてさて。どうしよっかなー。」くらい。そのように出した答えの方が、トラブル自体も軽く済むような気がしてきたので。

 

Q. 起業で大切なコトってなんですか?

▶︎ ある日のコメント1〜本人筆

まず『起業する』というベルトコンベアを選び、乗って、自分自身の意志で、スイッチを押しました。乗っているベルトコンベアに現れるタスクを自分に必要な分だけ選んで載せ、それをひたすら終わらせていく。ベルトコンベアには分岐点がいくつもあって、自分でどちらに行くかを決めていく。隣のレーンの速度が速くて焦り、ベルトコンベアの上を走ってみたり、進んでいないような気がしてフテ寝をしてみたり。

今思えば、全然物事が進まず苦しいと思っていた時期も、自分で緊急停止ボタンを押したりスイッチを切らない限り、実はベルトコンベアは少しずつ進んでいました。志を持っていれば、然るべきタイミングで然るべき場所に辿り着く。ジタバタしないで、優雅にベルトコンベアの上で大人しくタスクをこなしていればもっと楽に楽しんで辿り着けたのかもしれません。

『諦める』というと聞こえは悪いですが、苦しければベルトコンベアの緊急停止ボタンを押してもいいしスイッチを切って別のベルトコンベアに乗り換えてもいいんだと、自分を追い込まなくてもよかったよなあと今は思います。

▶︎ ある日のコメント2〜本人筆

全体的にお店がオープンするまでは苦しい辛いと感じる時期が長く続いた記憶があるが、テナント探しに苦労していた時に知り合ったおばさまに『今が一番楽しい時期ねー』と言われて衝撃を受けました。確かに自分の理想が形になっていく過程を全然楽しめていないなと。あの時期にしか味わうことのできないワクワク感を満喫しながら進めていけなかったことが心残りです。

▶︎ ある日のコメント3〜本人筆

つまり「何も進まないと思う苦しい時も、志を持って向き合っていけば、然るべき時期に然るべき場所に辿り着くから大丈夫だと思い込むこと」「やりたいと思って始め、進めてはいるけど(起業することを)別に止めてもいいんだと、自分を追い込まないこと」「自分の思いや行動に自信を持ち、ワクワクしながら楽しんで!」という感じになるんですかね…。

 

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